WOLF-OHTSUKA法:よもやま話 (時々更新)

5.22.2013

60代半ばの男性患者さんの話。かなり長い慢性心房細動歴の患者さんでしたが、ワーファリンで脳出血を起こしてしまいました。軽い神経症状を残すもののリハビリも順調に経過したところで、私の外来にいらっしゃいました。この患者さんはプロの音楽家。つい最近まで、日本でもっとも有名なフィルハーモニーの弦楽器奏者として活躍されていたそうです。さいわい、楽器の演奏には支障ない程度まで回復されましたが、脳梗塞・脳出血の予防策としてWOLF-OHTSUKA法を希望され、昨年末に手術を受けられました。手術後半年たちましたが、もちろんワーファリンは不要で、きれいな脈も維持されています。

ちょっと私が興味を持ったのは、整った脈に戻ると、もしかして演奏になにかよい影響はないだろうか?ということ。エリートのプロ演奏家ですから、微妙な体内のリズムの変化―心拍が乱れた心房細動から整脈へ―に何らかのPOSITIVEな効果があるような・・・ いまのところ、ご本人に聞いても「さあ・・・」という感じですが、1年ぐらいたったらまた聞いてみましょう。

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